レトロゲーム専用PCでポリメガを超えろ!(破):Recalbox編

打倒Polymega(ポリメガ)!
前回の続き:
「Polymega欲しい!でもお金が無い!なら自前でなんとかならないか!」
ということで「LINUX上でRetroarchを走らせて古いPCをゲーム専用機にする」という事を目論んでみたもののセッティングの面倒さに躓いて、というか「本当に面倒くさくなってしまった」ので放置していましたが夢の「レトロゲーム遊び放題環境」というのに憧れてサイトをあちこち右往左往していました。そもそも自分の使ってるMacでも「OpenEmu」はスルスル動くわけだし「Flycast」でドリキャスも遊べる。もうこれでいいんでは?と思いつつも、吸い出したドリキャスのGD-ROMやサターン・メガドラ等など、気軽に遊びたいという欲求は満たせず悶々としておりました。因みに裸の「Raspberry Pi 4」に「Recalbox」を入れてゲーム機として遊んでいますが「セガサターン」が動かない(ANI調べ)などゲームコンソールとしての不満は色々あったわけです。
結局南極「Recalbox」!!
そもそも「Ubuntu(Linux)を立ち上げてRetroarchを起動して」というプロセスはゲーム機としてはスマートでは無いし設定が面倒というのもあります。「Raspberry Pi 4」に入れた「Recalbox」の様なシンプルな挙動で「Playstation2」ぐらいまでカバーしてくれるゲームOSなど無いものか・・・・。あったよ!ていうか「Recalbox」のPC版(32bit版)は「Teru兄」のお子様用にセットアップした事があったのだ!
という事で「Recalbox」のサイトを覗くと2025/9/2に圧倒的ニューバージョンのリリースがあるとの事!対応ゲーム機はセガサターン・ドリキャス・NAOMI(持ってませんが)・Playstation2を含む100以上!これはテンション上がりまくりデス!!
用意したハードウェア概要
前回用意したPCがこちら。
- マザーボード:ASUS P8 H77-I(Micro-ATX)
- CPU:Corei3(第三世代)LGA1155ソケット
- メモリ:DDR3 1600 (8GB)
- 拡張スロット:PCIexpress 3✕16スロット 1(グラフィックボード無し)
こちらをさらにパワーアップしました。
- CPU : Core i7-3770 SR0PK 3.4GHz(第三世代)
- メモリ:DDR3-1600 PC3-12800U 8GB×2枚 UDIMM デスクトップPC用メモリ 16GB 240Pin 電圧 1.5V 対応
- ビデオカード:Radeon 550 DDR5 4GB(ロープロファイル)
- HDD 3T
- SSD 480GB
この手のPCはさぞや中古市場でトコロテンのような値段で売られているのかと思いきや意外とするので「秋葉原最終処分場」で自作するか「ハードオフ」で物色するか、思い切って1〜2万円程のN100系のミニPCを購入するのをオススメします!ANIの家には昔サーバー用途で使った上記のPCがあったので部品代1万円程で間に合わせる事にします。


余談ではありますが電源部のファンが壊れていたので交換。CPUもi3からi7へ交換。しかしクーラーを外す際壊してしまって吐血・・・。久しぶりハンダゴテとハードいじったわ〜(^O^;)
Recalbox(PC版)をダウンロード・セットアップ
Recalboxのサイトへ飛びPC版のバイナリ(イメージファイル)と書き込みツールをダウンロード。

「Raspberry Piイメージャー」を起動

デバイスは「NO FILTERING」OSは同時にダウンロードした「RECALBOX-X86_64」を選択。メディアは用意したUSBメモリ(消去しても構わないもの)を接続して選択。特にこの時点で他の設定はせずに進みます。

ゲーム機化したい側のPCにUSBメモリを刺しUSBから起動します。HDDやSSDを接続している場合起動しない事もありますが、BIOSのブートローダーの設定でUSB起動にします。しばらくするとセットアップが終わり「Recalbox」が起動します。
内蔵HDD&SSD構成でインストール
これでRecalboxは普通に動くわけですがここで問題!有線ネットワークでローカル接続して、SSHで接続したりWEBブラウザで接続したりしてもUSBからシステムをHDDにインストール出来ないのです!ここであれこれ数時間程試したのですがお手上げ。AIに聴いてもロクな答えが帰ってこない、ていうか「内蔵HDDに直接インストールする事は最新のRecalboxではサポートされてません」との事。
あれ?でも前にTeru兄のお子さん用の32bit版のノートPCのSSDには直接インストール出来たよな??と思い試してみる事に。

じゃじゃーん!壊れた外付けHDDのインターフェースを流用してSSDに直接RecalboxをRaspberry Piイメージャーでインストールします。(何故か3TのHDDでは起動しませんでした)
「SSD」や「M.2」のUSB接続の為のアダプターは色々ありますがANIは上記を使います。
参考:AMAZON
2.5インチSSD USBアダプター
M.2USBアダプター

手順は先程のUSB作成と同じですが、ストレージの選択で任意のUSB接続したSSDを選択します。作成が終わったらPCに接続して(USBは必要なくなりました)起動!

基本のセットアップ
ゲームパッドを接続し取り敢えずメニュー(スタートボタン)から言語を日本語に。ROMなどを格納するストレージをあらかじめ接続(内蔵)しておいたHDDに割り当てます。HDDのフォーマットは「exFAT」「GUIDパーティションテーブル」であらかじめ初期化しておいてます。

SMBで接続してBIOSやROMファイルを入れる
RecalboxはHTTP接続(WEBブラウザ)、SSH接続(コマンドラインターミナル)、SMB(ウィンドウズファイル共有)に対応しています。ここではSMBを使ってファイルを転送します。Macの場合「コマンド+K」で「smb://接続先IP」を入力。接続先IPは本体の「メニュー」から「ネットワーク設定」を開くと表示されるのでメモしておきます。
Windowsの場合はエクスプローラーのネットワークを開くと「RECAL BOX」とサーバーが表示されるので開きます


「bios」「roms(internal)」の中にそれぞれのエミュレーター用のフォルダが用意されているので転送します。biosを必要としない機種もありますが、僕はドリームキャスト(dcフォルダ)・プレイステーション2・セガサターンも遊びたいのでそれぞれbiosを入れます。同時にromファイルも所定のフォルダ(各エミュレーターのフォルダが用意されている)に転送します。転送し終わったら本体を「再起動」してチェック!
テスト起動!


















「SG1000」「マスターシステム」「メガドライブ」はBIOS無し。「32X」「セガサターン」「ドリームキャスト」もヌルヌル動きますね!「プレイステーション2」はバーチャファイター2の画面が何故か白黒に。これはアップデートに期待なのでしょうか?他の手持ちのソフト(ANUBIS ZONE OF THE ENDERSなど)は正常に動いています。
夢のレトロゲーム環境完成?!

細かい設定や各種コントローラーの対応はまだまだ弄らないといけませんが、ひとまず「夢のレトロゲームプレイ環境」は完成!!プレステ2のエミュレーターコアにまだバグがありそうですが、ANIの持っているゲームは大体なんとかなってる様です。「Polymega」も完璧にサターンを動かすことは難しいみたいな上、プレステ2は動かないので大満足!!本当は「初代XBox」が動けば最強だと思うのですが今後のアップデートに期待でしょうか。
ポリメガの様にフィジカルディスクを扱う事は出来ませんが、作業用のPCがあれば吸い出し作業をしてそのままゲームPC側へ転送出来るので手間は掛かるものの弄りがいが非常にあります!ポリメガと違って安価で大容量のHDDにデータを格納出来たりするのもポイント。ゲーム自体もモノによってはネットワーク対応もしているようです。
この辺りは又色々遊んで調べて改良して行きたいと思います。
それではまた!!























おお!これはすごいですね!
なんと言っても、軌道一発で手軽にできるのがいいです
Switchにゲームを集めてしまうのもこの気軽さなんですよねー
OSはLinuxではなくラズパイなんですか?
自作PCから離れて長いので(ペンティアム4ぐらいで止まってる)最新のCPUが何がいいのかさっぱりわかりません(苦笑
ネットワーク対戦やりたいなぁ
自分で言うのも何ですが起動一発のマルチエミュレーター環境でプレステ2のロゴが表示されてゲームがスルスル動いたのは感動しました!サターンも好調です!
Switchはあのコンパクトな本体にぎゅっと詰めこんでコレクションする感じが良いし、ポリメガは物理のディスク等を読み込める手触り感が凄く素敵だと思いますね〜(^_^)
このRecalboxは実はLINUXのディストリビューションでEmulaterStationを組み合わせたものだそうです。なのでラズパイでもデスクトップPCでも動きます(何か間違ってたらごめんなさい💦)。なのでカスタマイズしようと思えば結構弄れそう&究極の沼状態ですね!w
今でも有志が作り運営しているドリームキャストのゲーム用通信サーバーなどがあるので、この手のハンドメイド界隈は賑わいそうです。事実、今年(?)リリースされた「リンドバーグエミュレーター」は通信対戦が出来るのがウリだったりします。本当はこう言った過去資産をSEGA本体が掘り起こしてリリースすれば物凄く化ける気がしてならないのですがねぇ(^◇^;)
余ってるUSBメモリにRecalboxをインストールしてサブのミニPC(Ryzen7 5700U)で起動させてみました!
この程度の性能でもサターンもドリキャスも快適に動きますね~
ただ、8BitDoのサターン型パッドを挿しましたが何故かZとCボタンが使えませんでした(;^ω^)
BIOSも指定されたファイル名にしないと認識しなかったし、使いこなすには自分でいろいろ調べないとダメですね
おぉ〜!ザッキーも試してみましたか!USB一個あれば環境が作れるのも良いですよね!
確かにコントローラー問題など僕も苦戦しております(^_^;)
BIOSの名前も意外と盲点ですよね〜
Emulator Stationを呼び出して地味に設定細々とやったりしてますが、環境構築を楽しめるかどうかが鍵かも知れませんね(^O^;)
「打倒ポリメガ」なんて威勢のいいこと書いてますが、ガンコンには勝てませんねw